インターンくんの経過

ベルギーから来ていたインターンくんですが、いろんなものを持参していました。

 

1、かなり壊れた大皿(以前のブログでもご紹介)

2、漆塗りのお花の形のお皿/おぼんにも使えるかも

3、民族的な柄のビールジョッキ的なマグ

4、コーヒーカップ(2ケ)

5、素焼きのプレート状のペンダント

6、陶器の指輪

 

この中で、完全に完成したのは5、6でその他は途中まででした。

1のかなり壊れた大皿は、すごく頑張って表を蒔くまで出来ました!(ブログ冒頭の画像)

すごく頑張っても、漆が乾くにには一定に期間が必要なので、そこは頑張れないのですが、継ぎ目を整えるのはがんばれます。削ったり磨いたりを頑張りましたね。最初の継ぐところから大変でしたが・・・

 

インターンくんが帰国(日本人なので)した時に、コロナに感染してしまい1週間まるまる何も出来なかったのが、最後に響きましたね。これがなかったら、裏を蒔くまで出来たと思いますが、まそれはそれ。

完成したものがあるので、一通りの工程は出来たので、この後はベルギーに帰国後にやることになりました。

(ややこしいですね。どこに帰国か。笑)

 

バラバラなのを継いで、コクソ→切子→錆で整えて行って、呂色を塗るまで。

まずは形にする事、工程を知る事に重きを置いて教えました。

整えるのは、小さいものでどこまでどう整えるのかを詳しく教えました。

また、蒔く金属は全て錫にして初心者でも蒔きやすく、綺麗にし上がるので。

 

例えばこの大皿が御依頼品だったとしたら、半年くらいはかけたいですね。毎日どうですか?と声をかけたい。

で、金で蒔きたい。(いくらになるんでしょうね。笑)

 

 

その他は、こんな感じで進行しておりました。

ベルギーに帰国後、仕上がったら画像を送ってもらいます。

自分で考えて復習するのも大切です、習った事以外にも発見があったり、代用品が見つかったり、材料や道具を探すのも大切ですね。

 

で、これがご縁で7月11日〜14日のJAPAN EXPO WABI SABIを手伝ってもらうことになりました。

本当に不思議なつながりですね。

 

出来上がった器は、ベルギーからの便りが届きましたらまたUP致します。

あっという間の2ヶ月でした。

ベルギーでアーティストとして頑張ってねー!インターンくん!sallut(サリュー)!!